テクニカル分析

レートがトレンドラインを抜けたらどうしたらいいの?絶対に押えたい2つのシナリオ

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有効なトレンドラインを1本チャートに引いておくだけで、相場の方向だけでなく、適切なエントリー・決済・損切りポイントまで見えてきます。ここでは、レートがラインを割った後のシナリオについて考えてみたいと思います。

ラインを抜けたからといって、即トレンド転換とはならないことがポイントです。

1.トレンドラインを抜けた後の2つのシナリオ

これから先の解説は、前回の記事:誰も教えてくれないトレンドラインの使い方!!押し目・戻り目でエントリーし放題!?の内容が前提となるので、まずはそちらを確認してからこの先を読み進めてください。

前回の記事で解説したように、レートがラインを抜けたからといって即トレンド転換とはなりません。あくまでそれまでの速度・角度でのトレンドが一旦終息してきた・勢いが減速してきたことを示唆しているのが、レートのトレンドライン割れでした。

それではラインを抜けてきた後は、どのように考え対処していけば良いのでしょうか。まずは、下図を見てください。

トレンドラインを抜けた後の2つのシナリオ

上図の左では、レートがラインを一旦割ったものの再度高値を更新して上昇しています。安値を切り上げながら高値を更新し続けている限り、上昇トレンドは継続とみなすことができ、上図の場合青で示すような新たなトレンドラインを引き直すことができますね。

それまでの赤のラインで示される速度・角度でのトレンドが、やや緩やかになってきたことが、青のラインを引くことで視覚的に分かります。

 
それに対して上図の右では、レートがトレンドラインを割った後そのまま前回安値ラインをも下抜けています。この場合、それまでの上昇トレンドは一旦終息する可能性が飛躍的に高まり、ここから再度買いエントリーを入れるのは非常にリスクが高くなります。

点線で示すように、ラインを割った後に高値を切り下げて安値ラインを下抜いた場合は、完全にトレンド転換が確定しますね。ダウ理論に基づくトレンド転換の基本であり、ヘッドアンドショルダーズなどのチャートパターンを築くのもこの場合です。

 
*ダウ理論については、記事:テクニカル分析の元祖ダウ理論!トレンドの継続・転換がまるわかり!?を確認してください。

*ヘッドアンドショルダーズについては、記事:トレンド転換のチャートパターン。ダブルトップとヘッドアンドショルダーズの正体知ってる!?を確認してください。

1-1.前回安値ラインを割らなかった場合の実チャート

それでは、先程の図の左で示した、トレンドラインを割ったものの前回安値ラインを下抜けることはなかった場合の、実チャートを見ていきたいと思います。

下図を見てください。

主要トレンドラインを抜けた後のラインの引き直し

上昇の起点から引いた赤のトレンドラインが、3点目・4点目と有効に働いてサポートライン(支持線)として機能しているのが分かりますね。

ここで図中の黒◯の局面で、一旦赤のトレンドラインを割り込んできました。しかしながら、レートは前回安値ラインを割り込むことなく、再度高値を更新し上昇トレンドを継続しています。このとき、青のラインのようにトレンドラインを新たに引き直すことができます。

赤のトレンドラインの角度での上昇より、やや緩やかな上昇に変化した様子が視覚的に分かりますね。新たな起点から2点目に引いたこの青のトレンドラインも、3点目が有効に機能してサポートされています。

 
その後レートは、この青のラインを一旦割ることになりますが、前回安値ラインまで下抜けることなく再度高値を更新したため、今度は緑のトレンドラインを再度引き直すことができます。

青のラインでの上昇より、もう一段緩やかな上昇に変化した様子がよく分かりますね。

このように、ラインを割ったからといって即トレンド転換とはならず、ただそれまでの速度・角度でのトレンドの終焉を示唆しているに過ぎないことを忘れないでください。

1-2.ラインを割った後のトレンド転換の確定

トレンド転換とみなすことができるのは、上昇トレンドであれば「高値の切り下げ・安値の更新」、下降トレンドであれば「安値の切り上げ・高値の更新」が確定するときで、ダウ理論の基本となりますね。

ラインを使ったトレードにおいても、この考え方が相場のトレンドを追いかける土台となるので必ず意識してください。

*ダウ理論については、記事:テクニカル分析の元祖ダウ理論!トレンドの継続・転換がまるわかり!?を確認してください。

 
それでは実チャートを使って、レートがラインを割った後のトレンド転換の動きを考えてみたいと思います。下図を見てください。

レートがトレンドラインを抜けた後のトレンド転換の確定

上図は下降トレンド中の、ユーロ/ドル1時間足の実チャートです。下落の起点から2点目に引いたトレンドラインが、3点目・4点目と有効に働いて上値抵抗線として機能しているのが分かります。

ここで例えば、この下落局面で売りポジションを保有していたとして、トレンドラインに沿って利を伸ばすトレードをしていたといます。

そうすると、レートがラインを割ってきた(A)のポイントは、ラインに沿って利を伸ばすと決めたのであれば、ひとつの決済ポイントとなります。しかしながら、まだラインを割っただけでトレンド転換ではないのだから、もう少し保有してみようとも思いますよね。

 
しかしながら、図中の赤線で示したようにレートは安値を明確に切り上げ、(B)のポイントで直近の高値も更新してきました。

トレンドラインを割った後の安値切り上げ・高値更新で、(B)では一旦のトレンド転換が確定します。売りポジションを保有しているのであれば、(B)は一旦決済しておきたいポイントになりますね。

 
トレンドラインは、トレンドの方向・速度を視覚的に分かり易く教えてくれますが、トレンドの転換はあくまでダウ理論に従うことになります。チャートを見るときは、常にレートの高値・安値を追いかけるようにしたいですね。

2.トレンドライン上でのリターンムーブ

さて、ラインを割った後のシナリオについて考えてきましたが、もうひとつトレンドラインを抜けた後の値動きとして重要なパターンを見ていきます。それは一般に、リターンムーブと呼ばれる値動きです。

下図を見てください。

トレンドライン上でのリターンムーブ模式図

トレンドラインを抜けると、直近の安値を割る割らないに関わらず上図のような値動きをすることがあります。

それまでサポートライン(支持線)として機能していた上昇トレンドラインが、今度は一転レジスタンスライン(抵抗線)として働く値動きです。下降トレンドでは、その逆になりますね。

 
この値動きは、水平ライン上でもよく見られるパターンですが、そのラインが強力に意識され機能していることを確定する値動きになるので、見逃さないようにしてください。

上図の左では、上昇トレンドラインを下抜いた後、一旦戻して赤◯の局面でラインが今度は抵抗線として機能して反転、レートは一気に下降しています。

それでは、下図を見てください。

トレンドライン上でリターンムーブするチャートパターン

大きな下降トレンド中の局面で、一旦の戻り目を築いているドル/円5分足の実チャートです。

戻り目のところで(1)の緑ラインのように、主要トレンドとは逆向きのトレンドラインが奇麗に引くことができています。図中の(A)は、直前で小さく高値を切り下げながらこの(1)のラインを下抜けてきているので、ひとつのエントリーポイントになりますね。

*トレンドラインを使ったエントリーについては、記事:誰も教えてくれないトレンドラインの使い方!!押し目・戻り目でエントリーし放題!?を確認してください。

 
しかしながら、(A)で(1)のラインを下抜けた後、レートは一旦戻して上昇しています。そしてその後、今度は(1)のラインが抵抗線として機能してリターンムーブ、レートは一気に下げることになりました。

このラインを挟んだ反転の動きで、その後の下げはほぼ確定的となります。ですので、(A)で売りエントリーした後の上昇にびっくりして、思わず損切りしてしまうことのないようにしてください。

基本的には、損切りラインはダウの崩れる直近高値に設定して、そこに達するまでは損切りしないことが大切です。

3.まとめ

レートがトレンドラインを割った後の値動きについて考えてきました。ラインを抜けるということは、それまでの速度・角度でのトレンドが一旦終了することを示唆していて、あくまでトレンドの転換はダウ理論に従うことがポイントになります。

ヘッドアンドショルダーズなどは、トレンドラインを割った後のダウ理論による高値切り下げ・安値更新によってトレンド転換する、一連の値動きのチャートパターンと考えることができますね。

次回の記事では、トレンドラインを使った決済方法について考えていきたいと思います。

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