FXの基礎

ローソク足の見方と組み合わせ。投資家心理をズバズバ読み解く3つのポイント!

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テクニカル分析をする上で、最も基本的な指標となるローソク足。

その1本1本に、相場の強弱や売り手と買い手の勢力関係・需給バランス・投資家心理が如実に表れており、その形を形成する背景を読み解くことで、相場の動きを深く理解することができます。

FX初心者の方は、まずはローソク足の見方を理解し、その形が何を意味しているのかまで把握できるようになると、面白いようにチャートの動きが掴めるようになります。

1.理解するべき基本的なローソク足の見方

ローソク足の見方

テクニカル分析を行うに当たっては、ローソク足を見るということが基本となります。実はこのローソク足は、江戸時代の米相場に用いられたことが始まりで、日本が誇るべき発明なんですね。近年では、世界各国で認められ広く利用されています。

ローソク足とは上図のように、始値・終値・高値・安値の4つの値の動きを1本の足で表現したものです。この4つの値によって、様々な形の足が表れます。この形が今の投資家心理を如実に表しており、売り手と買い手の勢力関係・需給バランスなどがこの1本の中に凝縮されています。

ただ単に値の上下を見るのではなく、その形を形成するに至った背景を考えることで、今の相場環境が違った景色で見えてきます。まずは、ローソク足を形成する値や部位についておさらいしておきます。

 

■1-1.始値と終値

始値とは、その時間の最初に成立した値のこと。例えば1時間足であれば、9時や10時丁度といったその時間の始まりの値を表します。終値とはその逆で、その時間の最後に成立した値となります。この始値と終値の間を、実体(胴体)と呼ばれる太い塗りつぶし線や白抜き線で表現します。

■1-2.高値と安値

高値とは、その時間内で成立した最も高い値のこと。逆に安値とは、その時間内で成立した最も低い値を表します。この高値・安値が、始値や終値を超えた場合、上図のように上ヒゲや下ヒゲと呼ばれる1本線で表現される形を形成します。

■1-3.陰線と陽線

その時間の終値が始値よりも低く成立した場合、陰線(終値<始値)として表現されます。陽線とはその逆で、終値が始値を上回った場合に形成されます。上図は陰線で、終値が始値を下回っているのが分かります。

ローソク足の構成

またローソク足は、1本を形成する期間によって5分足や1時間足・日足・週足などの表現があります。上図は日足と週足の関係を表したもので、FXは週末の土日は取引がないため、平日5日分の日足で週足が構成されることになります。

2.代表的なローソク足の形で相場を理解する

ローソク足は、その値動きによって様々な形を形成します。その形が、次の動きに繋がるヒントを暗示してくれています。まずは、代表的な1本1本の足を把握して、その形が何を意味しているのかを考えることが大切です。

■2-1.上影陽線・上影陰線

上影陽線と上影陰線
ローソク足の実体に比べて、長い上ヒゲを形成する形です。上昇局面の相場などでは、投資家心理が弱くなってきていることを表し、勢いがなくなっていることを暗示しています。買い方が利食いを始めているような局面でよく見られます。

■2-2.下影陽線・下影陰線

下影陽線と下影陰線
実体の下に、長い下ヒゲを形成する形です。下影陽線では、売り方に下押さる形で一旦は下落したものの、買い方に支えられることで反転し終値が始値を超えた形です。これからの上昇を暗示する形で、下ヒゲが長いほど反発が強かったことを表しています。下影陰線では、買い方の支えが始値までは戻せなかったことを表しています。

■2-3.寄引同時線

寄引同時線
寄引同時線と呼ばれる形には幾つかありますが、いずれも相場の転換期に発生しやすいローソク足です。形を見ても分かるように、いづれも始値と終値が同値であったことを表し、売り方と買い方の勢力が拮抗しているのがよく分かります。

■2-3-1.十字線

上下のヒゲが比較的短く、十文字の形をしています。売り方・買い方の双方が様子を見合っている状態で、多くの投資家が次の動きを伺っています。相場の流れが変化するときに、よく見られる形です。

■2-3-2.寄り線

十字線と同じような形ですが、上下のヒゲが長いのが特徴です。これも売り方・買い方の勢力が、かなり拮抗してにらみ合っている様子が分かります。次に大きな転換・動きに繋がることが多く、注意する必要があります。

■2-3-3.一本線

始値・終値・高値・始値が全て同値で、ヒゲも実体もないローソク足です。上にも下にも勢いがなく、多くの投資家が取引を手控えたり様子を伺っている状態を表しています。

■2-3-4.トンカチ

上ヒゲと実体がなく、下ヒゲが伸びたロウソク足。売り方の勢いが強く下落した後、買い方によって戻されたものの、始値を超えることはできなかったことを表しています。高値圏で形成されると、高値を更新する力が弱まってきたことが分かります。底値圏で形成されると、買い勢力によって押し戻されることを暗示しています。

■2-3-5.トウバ(塔婆)

下ヒゲと実体のないローソク足。買い方の勢力によって、高値をつけたものの勢いが続かず、始値まで戻されたことを表しています。高値圏では売り方の勢力が強くなってきたことが分かり、上げ止まり感を暗示しています。

■2-4.コマ・カラカサ

コマとカラカサ
上下のヒゲ・実体が短いローソク足を、コマと呼んでいます。ほとんど値動きがなかったことを表し、投資家が方向感を探っている・迷っている・静観しているなどの様子が分かります。コマはいくつかが連続して形づくられると、その後に大きく動き出すことが多いので注意が必要です。エネルギーを溜めている状態と見ることができます。

カラカサは、実態が短く下ヒゲがその3倍以上にもなる形のローソク足です。カラカサ陽線では、大きく売られて下落したものの始値以上に戻したことを表しており、その後の上昇を暗示しています。カラカサ陰線では、大量売りからの買い方の戻しの勢いが、始値まで及ばなかったことを表し、高値圏では売り転換を暗示しています。

■2-5.大陽線と大陰線

大陽線と大陰線
実体部分が非常に長いローソク足で、上下のヒゲのあるなし・長さによって意味合いが若干異なります。大陽線では、多くの投資家が買い方向に強く意識が向いており、一気に値が上がったことを表しています。大陰線ではその逆で、投資家の目線が一気に売り方向に向いたことを表しています。

3.ローソク足の組み合わせから相場状況を読み解く

ローソク足1本1本を見るだけでなく、組み合わせて見ることで、より相場の方向性や状況が分かり易くなります。足の実体部分の組み合わせや位置関係、上下のヒゲの関係性などその組み合わせは多種多様なものとなります。

■3-1.組み合わせパターンがその後の下落を教えてくれる

ローソク足の組み合わせパターンの一例

上図は、行き詰まり線と呼ばれるローソク足の組み合わせパターンの一例です。しばらく続いた上昇相場の中で、Aのように大陽線の後、Bのように陽線が出たものの高値更新には至らなかった足型です。図は、実際のポンド/ドルの週足の一部を抜粋したものです。

上昇相場で現れた大陽線に、投資家たちは相場の一段高に自信を深めます。同時に、それまで様子を見ていた投資家からも新規の買い注文が入り、多くの投資家たちは更なる大幅高を期待します。

その後投資家の視点は、Aの直近高値が次の足であるBで更新されるのかどうか、更新された場合はどの程度の上昇になるのかということに注がれていきます。しかしながら、Bが陽線になることは間違いなくとも、一向に高値追いの気配が見られないと、次第に投資家たちの失望感が広がっていくことになります。

この失望感によって、投資家たちは利益を確定するべきか・まだ待つべきかという選択を迫られることになります。ここで行き詰まり線の足型を知る投資家は、買い勢力の衰えを察知し利益確定が望まれる局面であることを認識しています。

逆に、この行き詰まり線の形成過程を知らない投資家は、現在の保有ポジションを放置し、期待感と失望感の間で葛藤を続けることになります。勝つ投資家が利益確定の売り注文を入れ始めると、相場は下落速度を早めて、葛藤していた投資家はそこで初めて自らも売りを持ち込むことになります。

上図では、Aで大陽線を形成するも長い上ヒゲが発生しており、利益確定の売り注文が既にかなり入っているのが分かります。その後、売りが一巡したことで押し目買いなどからBでは陽線になっていますが、潜在的な売り圧力の高まりを見逃してはいけない局面なのです。

■3-2.大陽線が出ればいつも強気相場とは限らない

大陽線が買いとは限らないローソク足パターンの一例

ローソク足を見る際には、相場のサイクルの中のどの位置に現れるかにも注意を払う必要があります。同じ足型・組み合わせであっても、現れる位置によってその意味は全く違うものになるんですね。

上図Bのように、大陽線自体は強い買いを示す足型です。しかしながら、上昇途中でAのような小陰線をBの大陽線がすっぽり抱いた「最後の抱き陽線」が現れた場合、相場の反落を示唆することがあります。

上昇相場が続いた後の高値圏で現れる大陽線は、必ずしも新規の買い注文・買い増し注文によって生じたものとは言えません。それまで売りポジションを保有していた投資家が、損失に耐え切れない水準にまで上昇したことで、泣く泣く買い戻しの買い注文を入れ始めることで急騰し、結果的に大陽線となることがあるからです。

上図では、Aの陰線発生で利益確定の売り注文が入り始めていることが分かります。その後のBでも下ヒゲをつけて、相場は既に天井を形成し始めていることを教えてくれています。結局Bは大陽線となりますが、市場はその発生前からすでに、供給過剰の状態であったと判断できます。

このように、上昇相場の初期段階で現れる根拠のある大陽線と、かなりの上昇が続いた後の高値圏で生じる大陽線では、その形成過程の意味合いが全く違うものになります。

大陽線が出たからまだまだ強気相場だ!と、短絡的に判断することはできません。そのローソク足の出現位置まで考慮する姿勢が、求められてくるんですね。

■3-3.ローソク足から投資家の心理と行動を読み解く

呼び名が付いている代表的な組み合わせをいくつか紹介しますが、大切なのはその足が何を意味しているのかを考えることです。多くの投資家の心理がどちらに向かおうとしているのか、そうした視点でチャートを眺めると、全く違った景色に見えてきます。

下記の組み合わせは、主に日をまたいで市場が再開する株式相場で見られるパターンですが、大切なのは名前や形を暗記することではありません。ローソク足の推移によって、多くの投資家が今何を考えているのかを推し量る姿勢が求められるということです。

■3-3-1.包み線

陽線の包み線

包み線とは、前の足の陽線・陰線の値幅をすっぽり覆う長さの、その足とは逆の大陰線・大陽線の組み合わせのことです。前の足の力を一掃するほどの、強烈な反転のエネルギーが発生したことを表しており、多くの投資家の心理が反転に向かったことを意味しています。

上図は、陽線の包み線です。値が下落を続けると心理的に、まだ下がるのか?そろそろ底値か?などの様々な思惑が入り乱れてきます。そのような安値圏でこの陽線の包み線ができると、上昇反転に心理が向かい始めたことを暗示することになります。

下図は、陰線の包み線です。このときは上図とは逆に、上昇後の転換心理が一気に強まったことを暗示しています。買いでエントリーしていた投資家が、一斉に利益確定を始めています。また、じっと値を伺っていた逆張りトレーダーの売り注文も同時に巻き込み、大きな陰線を形成します。

陰線の包み線

■3-3-2.はらみ線

陰の陽はらみ

はらみ線とは、前の足に次の足がすっぽりと覆われている組み合わせです。母親が子供を宿しているように見えることから、この名が付いたようです。

上図から、かなりの勢いをもって下落してきたもののエネルギーが無くなり、値幅が縮まったことを表しています。下落中の底値圏で大陰線が表れた場合、買い方の投げ売りであることが分かります。その後買いが若干上回ってきたことを表しており、流れが転換していくことを暗示しています。

4.投資家の意識の差が相場の変動を生んでいる

相場の世界の格言に、「相場は悲観の中で生まれ、懐疑の中で育つ。楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく」というものがあります。過去の経験則から生まれたこうした格言から、相場の真理を見出すことができます。

相場は、経済や国際情勢など様々な要因によって揺れ動きます。これらの要因が投資家に心理的な影響を与え、次の行動を促すことで需給バランスに乱れが生じ、レートが上下することになります。そして更に、その動きが他の投資家の心理や行動を変化させる、という循環が延々と繰り返されているんですね。

市場に参加している膨大な数の買い手と売り手は、皆利益の最大化を常に意識して行動しています。買い手はより安く買おうとし、売り手はより高い水準で売ろうとしています。この両者の意識の差が、相場の需給バランスを常に不安定にし、レートの変動を生んでいます。

相場の世界で勝ち残っていくためには、こうした他の多くの投資家の心理状態を先読みし、次の行動に繋げていく姿勢が求められます。その心理を最も分かりやすく的確に教えてくれるのが、ローソク足です。

5.ローソク足についてのまとめ

世界広しと言えども、ローソク足ほど相場に参加している投資家たちの心理状態を、これほど素直に表してくれる指標はありません。ここから投資家心理を先読みすることで、他者よりも一歩先んじて底を確認して仕込みを行い、大多数の投資家がしびれを切らして売り急ぐ中で、余裕をもって買い増ししていくことも可能です。

ただ値の上下を見るのではなく、形づくる足の形や組み合わせによって、投資家心理を汲み取っていく姿勢が非常に大切になってきます。

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