テクニカル分析

もう逆行しない!?移動平均線の見方と、思わず唸ってしまう鉄板の使い方!

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どういった局面でトレードすれば勝てるのか?と問われれば、それは方向が分かり易いところとなります。相場の方向が上であれば買い、下であれば売る、方向感が無ければ分かり易くなるまで待つ。複雑に見えるトレードも、単純化すればこれだけです。

今相場が向かおうとしている方向を、分かりやすく見せてくれるのが移動平均線です。トレードするべき方向さえ間違わなければ、大きな損失が出ることもありません。

1.相場の方向と損益分岐点を表す移動平均線

20期間単純移動平均線を表示させたドル円1時間足チャート
移動平均線は、グランビルの法則でも有名な、アメリカの投資家グランビルによって発案されたと言われています。例えば20期間の単純移動平均線というのは、過去20期間のローソク足の終値の平均値を結んで作成されたラインです。

ローソク足だけでは見えてこない相場の方向感も、移動平均線を1本入れるだけで大きな流れ・方向を掴むことができますね。

上図は単純移動平均線(SMA)を記載していますが、他にもより値動きに敏感に反応する指数移動平均線(EMA)・加重移動平均線(WMA)などがあります。どれが良いのかというのは、一長一短があり一概には言えません。

反応が早ければ早いほど良いのでは?とも考えがちですが、早過ぎるとダマシに合う確率もそれだけ高くなります。個人的にはSMAが最も使いやすく、実際のトレードでも好んで利用していますので、ここではSMAについて考えていきます。

*ローソク足については、記事:ローソク足の見方と組み合わせ。心理を読み解くポイント解説。も参考にしてください。

1-1.移動平均線で相場環境と損益分岐点を把握する

移動平均線が損益分岐点となる原理とトレードへの応用例

上図は、チャート上に10期間の単純移動平均線(SMA)を表示させたものです。

前半部分ではSMAが上向きで、レートがSMA(過去10本分の終値の平均値)よりも上で推移していますね。ということは上図(1)部分では、過去10期間にロング(買い)ポジションをとった投資家の多くは、利益が出ていることになります。

後半の(2)部分では、ローソク足の終値がラインを下回ってきています。ということは、過去10本の間にロングポジションを持った投資家の多くが、負け越し始めていることになります。

この負け越し始めた投資家によって、手仕舞の損切り注文(売り注文)が多く入るようになり、これがその後の下げ要因のきっかけとなっていきます。

このような背景から、移動平均線を割るタイミングが決済の一つの目安としてよく使われます。投資家の損益分岐点となるため、その後のトレンド転換のきっかけにもなりやすくなります。

1-2.移動平均線で他の投資家の行動を把握する

移動平均線が損益分岐点となる原理とトレードへの応用例

上図をもう一度詳しく考えてみると、前半はSMAがしっかりと上向きでレートがその上で推移しています。そのため、買いポジションを保有している投資家は、特に決済(売り注文)する必要もなく、上昇しているから買おうという投資家が参入(買い注文)して来やすいこともあり、レートはどんどん上昇していきます。

その後、そろそろ決済(売り注文)し始める投資家が現れ始めることで、レートの上昇は抑えられ、やがて(2)のようにSMAを割ってきます。その動きを見た他の投資家の利益確定の売り注文・損切り売り注文が入ることによって、レートは一旦下げ始めることになります。

このように、移動平均線が上向きなのか下向きなのか・レートがラインよりも上で推移しているのか下で推移しているのかによって、相場環境・他の投資家の心理・行動というのは全く違ったものになります。

2.移動平均線を使ったトレード”きほんのき”

1本の単純移動平均線を利用したトレードのエントリーと決済ポイント

移動平均線は、その傾きによって相場の方向を分かりやすく示してくれます。しっかり上向いていれば相場は上昇傾向であり、下向いていれば下落傾向であると、基本的には判断することが可能です。

1本の移動平均線(SMA)を使ったトレードの基本は、例えば上図のように、上向いたSMAをレートが下から上に抜けたときにロングエントリー(買い)し、レートがSMAを割ったときに決済です。レートがSMAより上で推移している限りは、小さな値動きに関係なく持ち続けます。

この方法でトレードすると、エントリー直後に急反転してこない限りは、理論的には必ず利益が出ることになります。SMAが上向きなので、時間の経過と共に、ローソク足が1本増える毎に少しずつ利益が増えていくことになりますね。

ポイントは、SMAがしっかり上向いていることです。下を向いていたり横ばいの状態では、レートがラインに戻ってきたときに決済では損失になってしまいます。上図は買いエントリーの場合ですが、売りの場合はその逆となります。
移動平均線を利用した基本的なエントリーポイントと決済ポイント

このように、移動平均線の方向とレートとの位置関係を把握したトレードを繰り返す限りは、”理論的には”損失はほとんど出ないことになります。

しかしながら、上図はあくまでひとつの時間軸であり、当然ながら上位足の相場環境を把握して、その方向に逆らわないトレードをすることが大切です。

3.移動平均線を多重表示して相場環境を読む

2本の移動平均線を重ねて表示させたドル円1時間足チャート

これまでは、チャートに1本の移動平均線を表示させてのトレードを考えてきましたが、期間設定の異なる移動平均線を重ねて表示させることで、大きな流れの中の小さな流れまで掴むことが可能になります。

上図はドル円の1時間足チャートで、チャート内には20期間のSMA(短期:青線)と80期間のSMA(中期:赤線)を重ねて表示しています。1本のSMAでは捉えることのできなかったより大きな相場の流れを、中期SMA(赤線)を加えることで見えてくるのではないでしょうか。

3-1.2本の移動平均線の方向が一致する局面

2本の移動平均線の方向が一致した大きくレートが伸びるトレードポイント

上図は先程のチャート図において、レートに方向感があり大きく一方向に伸びている(A)〜(C)の3つの局面をピックアップしたものです。

上図(A)では、短期・中期のSMAがどちらも上向きで、レートを下からしっかり支えているのが分かりますね。また(B)や(C)では、短期・中期のSMAがどちらも下向きで、レートを上からしっかり押えつけていることで、大きな下落に繋がっていることが分かります。

このように、期間設定の異なる2本の移動平均線の方向が揃い、レートを支える・押えることで、しっかりとした一方向への伸びに繋がりやすくなります。逆に2本の方向が異なり、レートがその中に挟まれてしまうような局面では、方向感がなくなりトレードの難易度も一般に高くなります。

3-2.2本の移動平均線の並び順も非常に重要

2本の移動平均線の方向が一致した大きくレートが伸びるトレードポイント

上図のチャートを、もう一度見てください。レートが上昇している(A)の局面では、短期のSMA(青線)が中期のSMA(赤線)よりも上に位置して、レートを下支えしているのが分かります。

移動平均線は、それぞれの期間設定における終値の平均値であり、(A)のように短期の平均値が中期の平均値よりも上であることが、その後の上昇により繋がりやすい要素となります。

レートがしっかり下落している(B)や(C)では、短期のSMA(青線)が中期のSMA(赤線)よりも下に位置しているのが分かりますね。このように、移動平均線を多重に表示させた場合、それぞれの移動平均線の方向に加えて、その並び順も相場環境の把握において重要な要素になることを忘れないようにしてください。

3-3.3本の移動平均線で相場環境を把握する

3本の単純移動平均線を重ねて表示させたドル円1時間足チャート

上図は先程と同じチャートですが、200期間のSMA(長期:オレンジ線)を加えて移動平均線を3本表示させています。慣れるまでは少し難しく感じますが、長期のSMAを加えることで、より大きな流れの中での今の方向感を捉えることが可能になります。

上図では長期のSMAは下向きであり、より大きな時間軸で捉えると、相場は下方向に向かっていることが分かりますね。先程2本のSMAを表示させて、上昇しやすいと判断した(A)の局面も、長期のSMAを加えるとその方向に逆らうことになり、すぐに戻してくるリスクがあったことが分かります。

3本の移動平均線を重ねて表示させることで見えるエントリーポイント

また(B)や(C)では、長期SMA(オレンジ線)とも方向が一致し、一旦戻して戻り目を形成した後の戻り売りを狙いやすい局面であったことが、上図からもよく分かるのではないでしょうか。

このように、短期・中期・長期の移動平均線を重ねて表示させることで、より大きな時間軸・流れの中での今の方向感を掴むことができ、トレードするべき方向も非常に捉えやすくなります。

3-4.3本の移動平均線と水平ラインで相場を捉える

3本の移動平均線と節目水平ラインを表示したドル円1時間足チャート

上図は、先程の3本の期間設定の異なるSMAを重ねて表示させたチャートに、節目となる水平ラインを加えたものです。

主要な水平ラインを加えて、チャートを大きな階層・エリアに分けることで、より相場の方向感が見えやすくなったのではないでしょうか。移動平均線が示す方向と共に、節目となる水平ラインを、レートが階段を昇り降りするように推移していく様子がよく分かりますね。

3-5.3本の移動平均線と水平ラインでトレードポイントを探る

移動平均線と水平ラインとダウ理論によって見えてくるトレンド転換ポイント

上図のように、3本の移動平均線と水平ラインをチャートに加えることで、より的確なトレードポイントが見えてきます。

上図緑◯の(1)のポイントは、ダウ理論による高値切り下げ・安値更新ポイントであることから、下降トレンドへの転換ポイントとみなすことができます。上図は1時間足チャートですが、この時間軸でトレードするのであれば(1)は、ひとつの売りエントリーポイントになりますね。

*ダウ理論によるトレンド判定については、記事:トレンドの転換は明確なシグナルが出るまで継続する!?ダウ理論の基本を再確認しよう!!を確認してください。

3本の期間設定の異なる移動平均線とグランビルの法則から見えるエントリーポイント

また(1)は、中期SMA(赤線)を一旦下抜けてから、ワンクッションつけて次の下げに繋がるグランビルの法則がかかる(赤矢印線)局面であり、かつ、長期SMA(オレンジ線)に対するグランビルの法則もかかる(オレンジ矢印線)局面であることから、下げに対する優位性が非常に高い局面であることが分かります。

上図では、その先のチャートが表示し切れていませんが、その後更に高値を切り下げながら大きく下げる展開となりました。

*移動平均線を利用したトレードにかかせないグランビルの法則については、記事:グランビルの法則知ってる!?移動平均線をフル活用するのに絶対かかせない使い方!!を確認してください。

3-6.トレードしやすい局面としにくい局面

移動平均線と水平ラインとダウ理論によって見えてくるトレンド転換ポイント

ここまでの考察で、期間設定の異なる移動平均線の方向・各移動平均線の並び順・レートとの位置関係等によって、方向感の分かり易い局面と分かりにくい局面を判断することができました。

上図は、非常に分かりやすい下降トレンドを形成している局面であることが、ひと目で分かると思います。各移動平均線の方向が下向きで、並び順・レートとの位置関係を見ても、一旦戻してからの反転でしっかり売っていける局面であることが理解できます。

3本の移動平均線の方向が異なりトレードの難易度が高くなる局面のチャート

しかしながら、上図では3本の移動平均線の方向がバラバラで、レートにも方向感がないことが分かりますね。節目となる水平ラインも引きにくく、トレードするには非常に難易度が高い局面であると考えることができます。

このような局面では無理にトレードはせず、相場に方向感が出て分かりやすい水平ラインが引けるのを待つことが、大切な資金を守るためにも重要になります。

■動画解説:リスクのある局面を移動平均線で把握する

4.まとめ

チャートに移動平均線を1本加えるだけで、相場の方向を一気に掴みやすくなります。移動平均線が示す方向と傾き・レートとの位置関係を意識することで、逆方向にエントリーしてしまうこともなくなるはずです。

また、期間設定の異なる中期・長期の移動平均線を重ねて表示させることで、1本では捉え切れなかったより大きなスパン・時間軸での方向感を掴むことができ、トレードするべき方向やリスクも把握することが可能です。合わせて、移動平均線を利用する際には、グランビルの法則による値動きの感覚的理解は必須となります。

加えてこの移動平均線に、水平ラインやトレンド判定のダウ理論を加えることで、より詳細で精度の高いトレードが可能になることも理解して頂けたのではないでしょうか。

期間設定については、各時間足の方向を把握するのに、20〜30期間の移動平均線を基準として表示するトレーダーが一般的に多いようです。私は主に、20期間のSMAを基準として利用してします。

■追伸

自分が買えばレートが下がり売れば上がってしまうのは、自分の意志で取引しているようで、実は相場に飲み込まれています。

その他大勢がまだ参入してこないうちにポジションを仕込み、他が食い付くことでできたトレンドを利益に変え、自分はサッとそこから逃げるのが勝つトレードです。

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