FXトレーダー

トレード環境で成績が変わる!?自分の取引スタイルに合ったモニターを整備しよう!!

 
自分の取引スタイルに合ったトレード環境を整えることで、機会損失を防ぎ、トレード中のストレスも大きく軽減させることが可能です。

落ち着いた気持ちで取引に集中できる空間であることが、実際のパフォーマンスにも大きく影響します。私の現在のトレード環境から、何か参考になるところがあればと思います。

1.現在は、24インチモニター6枚で構成

デイトレードに適したモニター構成とパソコンスペックを考慮したトレード環境

現在のトレードルームのモニター構成は、24インチモニター4枚を縦置きにして並べ、2枚を横使いでそのまま上下に並べてメインモニターとしています。

現在使用しているモニターはDell製(品番:Dell U2414H)で、画面の縁のベゼルが非常に狭く薄型・軽量のため、スタイリッシュにデスクに収まるので気に入ってます。

 
1台のモニターに4時間足から5分足までのチャート表示させたトレード環境

私は現在4通貨ペアしか取引しないのですが、1通貨ペアの各時間軸のチャートを1台のモニターに割り当てています。

上に4時間足・真ん中に1時間足・下に15分足チャートを表示させて、各通貨ペアの上位足から下位足までの状態が一目で分かるようにしています。日足や週足ももちろんトレードに考慮しますが、日に数回確認する程度のため、この縦置きモニターでは表示させていません。

私の取引スタイルは、主に15分足でのデイトレードのため、上位足の相場環境からトレード足の値動きまで1画面で把握できるようにと考えています。

 
各通貨ペアの4時間足から15分足までを表示させたトレード用パソコンモニター

この縦置きモニター4台については、ラインは随時引き直して更新していきますが、画面を切り替えることは一切ありません。パッと各通貨ペアの相場環境が把握できることで、余計なストレスを無くして値動きに集中できるようになりました。

21インチモニターではチャートが小さくなってしまい、27インチではあまりにスペースを取ってしまうため、この24インチが丁度良いと感じています。

 
モニターアームを使用せずに6台の24インチモニターを配置したトレード環境

通常はモニターアームを使用して配置することが多いかと思いますが、縦置きで使用していることと、モニター自体が薄くスタンド自体もデザインが気に入っているため、現在はそのまま配置しています。

デスク幅は60cm程ですが、スペースを取られているという感覚はありません。ちなみにデスクの長さは190cmで、ピッタリ収まっています。

 
取引画面やスキャルピング用の1分足表示に利用するメインモニター2台

横向きでそのまま上下に重ねた2枚のモニターは、メインモニターとして主に発注や、5分足や1分足を表示させて短期的なトレードに使用しています。各通貨ペアの日足や週足も、こちらの画面で日に数回確認しています。

表示画面の大きさによってチャートの印象も変わることが多いため、こちらの横使いの画面でも各通貨ペアのチャートを時折チェックしています。

 
スキャルピング用の1分足表示やサイト表示に利用するメインモニターが2台あるトレード環境

トレードの合間に、下の画面ではネットを閲覧したり、サイトやSNSの更新なども行っています。動画の撮影・編集等は、この隣のデスクに置いているiMacを使用しています。

 
サウンドバーを装備したスキャルピング用のチャート表示モニター

このモニターにはステレオが内蔵されていないので、サウンドバー(Dell専用スピーカーAC511)を下部に装着しています。Dell製のモニターにそのまま装着可能で、デスク上もすっきり収まります。

音質に特別なこだわりがある方でなければ、通常のトレードモニターサウンドとしては全く問題はありません。

 
チャート表示モニター6台を操作するための無線キーボードとマウス

キーボードとマウスについては、コードが邪魔でタイピングもし辛いため、現在は無線のものを使用しています。超短期のスキャルピングなどをされる方であれば、取引途中でマウスの電池切れがあると致命的になりますが、私の現在の取引スタイルでは特に問題はありません。

もちろん、替えの電池のストックは傍に常備するようにしています。

 
最大8台のモニターと接続可能な高性能デイトレード用パソコン本体

パソコン本体は1台で、モニター6台を作動させています。スペック的には、あと2台までモニターを接続することが可能な仕様になっていますが、今のところは必要ありません。今後のスタイルの変化に対応できるように、予備として残しています。

本体は、デイトレード用パソコンを専門に提供されているエーチャージさん(詳細はこちら)で購入しました。

 
デイトレード専用に設計された高性能パソコンの外形

静音設計されているため、ほとんど作動音を気にすることもありません。細かな仕様は自分好みにカスタマイズが可能で、他のショップと比べても安価に購入できました。不明な点も図解で即日返答して頂いたりと、安心してトレード環境を構築することができました。

 
デイトレード専用に設計された高性能デスクトップパソコン

パソコンの故障を危惧して、複数台のパソコンでモニターを制御されている方もいますが、私はやはりキーボード1台で全てのモニターを扱う方が圧倒的に使い易いと思います。日々のことなので、できるだけストレスのない操作性と快適性を重視しています。

パソコン故障時には、タブレットやスマートフォンですぐに取引画面にはアクセスできるようにし、隣のデスクのiMacにもWindowsを入れて、MT4がすぐに起動できる仕様にしています。

 
4通貨ペアの相場環境が一目で把握できるように24インチモニターを配置したトレードルーム

トレードパソコン本体については、知識のある方であれば自作することで、より安価で構築することも可能です。また、デイトレード用パソコンを専門に提供されているショップではなくても、他の量販店などでも複数モニター接続可能なパソコンは提供されています。

ただ、初めてトレード環境を構築するために、色々確認しながら納得して購入されたい方は、エーチャージさんはトレーダーの方とのやりとりも多いので、相談しやすいかと思います。

また、通常のパソコンでもモニター2台は接続可能ですし、空いているUSBポートと変換ケーブルなどを使えば、モニターを複数台配置することは可能です。ただ、全体の動作が重くなりがちなので、パソコンスペックと要相談となります。

 
4通貨ペアの相場環境が一目で把握でき取引専用のモニターを備えたトレードルーム

モニターアームを使用して配置するのであれば、デスク天板とモニター自体が取り付け可能な仕様であることを確認する必要があります。稀に、アーム取り付けが不可なモニターもあるので要注意です。また、モニター画面も、長時間見ても疲れにくいノングレアのものを選ぶようにします。

パソコン本体の性能も、MT4で複数枚のチャートを同時に表示させることを考えて、モニター6枚であればCPU:core i5以上・メモリ:16GBは必要になるのではないでしょうか。

本体とモニターをセットで提供されているショップもありますが、別々で用意する場合はそれぞれの映像入力端子を確認して、接続ケーブルも用意する必要があります。

2.まとめ

私自身は、画面をカチカチと切り替えることが非常にストレスで、トレードを始めてまだそれ程経たない時期から環境を整えていきました。勝てるようになってから環境を整えると考える方もいますが、まずは環境を整えることで勝ちがより近づくという一面もあります。

今の環境では、一目で取引通貨の相場環境を上位足からトレード足まで把握できるので、チャートを前にしていれば取引機会を逃すことはほぼありません。チャートの値動きにだけ、集中することができるからです。

トレード中はリラックスでき、気持ちを落ち着けて取引に集中できるような空間作りを大切にしています。専業ともなれば、ここが仕事場でパソコンやモニターは商売道具になる訳ですから、自分が納得でき使いやすいものを選ぶべきだと考えています。全てが設備投資であり、本気で相場に挑むのであればケチる部分ではないというのが私の考えです。

また、モニターも多ければ多いほど良いという訳でもありません。あまり見ることのない不要なモニターが目の前にあると、逆に目移りして疲れてしまうことにも繋がります。自分の取引スタイルに合った、ストレスのないトレードに集中できる環境を整えることが大切だと思います。